こんにちは、cronusです。
今回は、電気自動車を購入する前に知っておくべき4つの事について解説していきます。
まずは、電気自動車につてい
電気自動車は同等クラスのガソリンエンジンやディーゼルエンジン(軽油)と比べ、トルク(車を動かす力)が大きくメリハリのある走りが特徴です。さらに、排気ガスが出ないことから、地球温暖化対策に有効な車とされています。
ちなみに燃料電池車(水素を燃料とした電気自動車)もあり、水素と酸素を反応さる仕組みで排出されるのは水のみで非常にクリーンな車です。しかし、燃料電池車は車両価格が非常に高価かつ、水素を補給する設備(水素ステーション)も少ないことから、普及するまでには時間がかかりそうです。
充電時間の問題
エンジン車は燃料が無くなったらガソリンスタンドへ行きガソリンまたは軽油を給油しますが、電気自動車はスマホやモバイルバッテリーのように電池残量が無くなったら充電しなければいけません。
しかし、この充電が電気自動車の最大のネックになります。
ガソリンなどの給油はせいぜい5分程度ですが、電気自動車は普通充電で約8時間~23時間、急速充電は40分~60分と非常に時間がかかります。
また、急速充電はバッテリーへの負担が大きく寿命を縮める可能性もあります。
電気自動車を購入する際は、ご自宅に充電機器を設置することをおススメします。
自宅充電のタイプと説明(日産公式サイトより)
http://www.nissan.co.jp/EV/CHARGE/
充電スポットの場所の把握
先も述べたように、電気自動車は充電が必要です。買い物や街乗り程度であれば、自宅で充電する程度で十分ですが、遠出をする際は事前に充電スポットがどこにあるか確認しておく必要があります。
充電スポットの場所を把握せずいると、いざ必要な時に近くになく探しているうちに充電が切れてしまう可能性があります。また、見つけたとしても別の車両が使用している事もあるので、一か所だけではなく複数の場所を把握しておくといいでしょう。
現在は大型ショッピングモールなどにスポットがあるので、ショッピングモールを探すのもいいかもしれません。
充電スポット検索(日産公式サイト)
https://www.nissan.co.jp/EV/CHARGE_SUPPORT/index.html#chargingSpot
蓄電池として利用するならV2Hが必要
電気自動車は住宅の蓄電池として使用することができます。ただし、電気自動車を購入すればすぐに蓄電池として使えるわけではなく、V2Hの設置が必要となります。
V2HとはVehicle to Homeの略称で車から家へ電気を供給する装置で、戸建て住宅向けの為マンションなど集合住宅には設置できません。
その為、戸建て住宅に住まれている方は、電気自動車のメリットを最大限生かすことができます。
蓄電池利用(日産公式サイト)
https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/leaf/v2h.html
充電にかかる電気代も考えよう
基本的に電気は同一距離を走行した際の費用がガソリンや軽油に比べ安いとされています。これはガソリンなどの原料である石油を輸入に頼っている為、石油の輸入額が高くなると当然ガソリンの価格は高くなります。その点、電気は国内の発電設備で安定して発電されていることから、ガソリンに比べ安くなっています。
しかし、充電時間が長くなり電気代もその分かかります。そのため、思ったほどの効果を感じないなんてこともあります。
まとめ
地球温暖化が騒がれる昨今、電気自動車は排気ガス出さないクリーンな車で環境にやさしい車です。
しかし、その電気自動車を予備知識もなく購入してしまうと「思わぬ出費」や、「充電ができない💦」なんてことになりかねません。
電気自動車の購入を考える際は、事前に情報収集を行いメリットがしっかり出たときに購入をご検討ください。
最後に、この記事を読んだ方にとって有益な情報となれば幸いです。
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